俺にカレーを食わせろ

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六本木一丁目、ダウン・タウン・ビーズのぴリアニ

蕎麦が好きと言ってきましたが、私はインドカレーも好きです。もちろん。和風、あるいは洋風のカレーも好きなのですか、インドカレーが大好きです。極端な話し、毎日食べてもいいくらいです。インディカ米、すなわちバスマティライスのインドカレーなどは最高です。カレーとの相性というか、カレーが絡み合ったときにちょうどいい食感、食べやすさになります。

最近は、インド・ネパール料理という北インド料理を看板に掲げるところも増えました。こういうところは、大抵チベット料理を含んでいます。以前は、チベット料理を供するところはあまりなかったと思います。チベットのモモという餃子やツゥクパといううどんなどは以前より知られて来ているかなと思います。

南インド料理なると少数派になると思います。高尾周辺だとジョナキ(以前は高尾駅周辺にもありましたが今は八王子市楢原町店だけです)という南インドカレーを供するところがあります。こちらは南インドの料理であるドーサという料理を出してくれます。米と豆を材料に発酵させて作るクレープのようなもので美味しいです。

私が大学生のころもかなりインド料理は増え始めていました。麹町のアジャンタなどは結構有名でした。先日、麹町まで足を延ばしてアジャンタに行ってみましたが、相変わらず美味しかったものの、お店は年季が入ったなという感じでした。年月は経ちました。

余談になりますが、その当時、インド料理という看板を出していても、そこにチベット料理というのはついていなかったところが多いと記憶しています。そのころで言えば、中野にチベット料理を取り入れたところがあったくらいでした。それからしばらくして、高輪にレッサム・フィリリというお店ができ、そこはインド・チベット料理を標ぼうしていました。チベット料理を付け加えたのは早いほうだと思います。その後筆者は、ニューヨーク駐在となり、ニューヨークで住むことになるのですが、ニューヨークには単独のチベット料理レストランがありました。

さて、このように日本でも、インドから日本にやってきてレストランを営む人が増えるにつれ、料理のバリエーションも次第に増えてきているように感じます。

以前は知らなかったのですが、ピリアニという炊き込みごはんに類似した食べ物があり、その魅力に取り憑かれてしまいました。つぼのような容器の中にインドの米が炊き込まれて入っていて、別に出てくるカレーをかけて食べます。インドの米がカレーと混ざると適度に水分を吸収して食べやすくなります。聞くところによると、インドの米は日本で買うと高いらしく、あのような炊き込みを作るのもインド料理レストランでは工夫しているようです。手間がかかるようなのでどこのインド料理レストランにもあるわけではありません。

先ほど挙げたドーサという南インドのクレープのような食べ物も多様化の結果供するところが増えてきました。あとは、たまに西インドの地方料理などを標ぼうしているところもありますね。

高尾ですと駅近く(南口)にインド・ネパール料理レストランのムナルがあります。こちらは簡略化したピリアニを出してくれます。このレストランは質実剛健といったカレー屋さんですが、味は素晴らしいです。うちの息子などはここへ行くと、ターメリックライスを何杯もお替りしています。子どもが喜ぶことが美味しさのバロメーターになっているように思います。

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ムナルのキーマカレー


昔、筋肉少女帯の歌で、「日本印度化計画」という歌があり、歌詞に「俺にカレーを食わせろ。俺はいつでも辛さにこだわるぜ」というフレーズがありました。私は辛さにはこだわりません。しかし、インド料理には超こだわります。

しかし、日本は美味しいカレー屋さんがありすぎといっていいくらいあり、嬉しい限りです。もっと増えてほしいですね。ああ、カレー食べたい!

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