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さて、今日もグルメ情報。今日のはある意味渋いです。
うちの家族は、以前よくなじみの蕎麦屋さんに行ってました。
東京の下町に住んでいたころ、土曜日か日曜日の夕方、どちらかに私、妻、むすこの三人でふらりとでかけてました。
マンションのそばに川があり、橋を渡ってすぐのところに、お気に入りの蕎麦屋さんがありました。
その蕎麦屋さんは、うどんは自家製。いかにも町の蕎麦屋さんという感じで、なんの変哲もないのですが、そこを経営されているご夫婦の親しみやすいお人柄もあって、そこで食事をするのが大好きでした。
私と妻は、そこのもつ煮や板わさをつまみながら、ビールや日本酒をいただ、それから蕎麦のメニューを注文するのが定番コース。
むすこがいつもビールとかを頼んでくれるのですが、「瓶ビールお願いしまーす」というのが可愛いので、いつもおかみさんがジュースやお菓子をくれていました。
蕎麦屋で、一杯のむのは何か落ち着きます。それに東京の下町ということもあり、江戸時代っぽい感じでなんとも言えない雰囲気があります。町中華ならぬ町蕎麦。いいですね。
何年か前そのお蕎麦屋さんを訪ねていってみたのですが、お店を閉めており、オーナーが替わっていました。時の流れですね。
それ以来、久しく町の蕎麦屋には行っていませんでした。
先日、仕事で一宮市に行ったのですが、スケジュールに短時間空きができました。どうしようかなと思っていると、近くに渋い蕎麦屋さんがあったので、ふらりと入ってみました。
一宮市の奥町というところの、まつ本さんというお蕎麦屋さん。外見は古く、渋さが漂い、私の蕎麦センサーがピンと動きました。
入ってみるとうちの家族がよく行っていた蕎麦屋さんをもう少し古くした感じ。
たくさんのメニューの中かわ私が選んだのは、「とんかつカレーラーメン」。蕎麦屋でラーメン?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、蕎麦屋のラーメンはあなどれませんよ。
アツアツのカレースープに浸った蕎麦にトッピングされたとんかつはサクサク。思わずビール、ビールといいたいところですが、仕事中、がまんがまん。
しかし、ひとは見かけによらず、いろいろ面があり、味があるものです。そこのご主人、相撲の大ファンで佐渡ヶ嶽部屋の親方、力士と親しいとのこと。いろいろな思いで話を聞かせてもらいました。そういえば、東京の下町に住んでいたときも、よく力士を見かけましたが、不思議なシンクロでした。
やはり蕎麦屋はいいです。町蕎麦礼賛、というブログでした。