私は、ドイツが好きで何度か行ったことがあります。プライベートで行ったこともありますし、仕事で行ったりしました。何度か行くうちに、ドイツの町の美しさや落ち着いた雰囲気がすっかり好きになりました。
初めて行ったのは夏でした。8月の終わりくらいで、最初訪れたフランクフルトは、朝晩は涼しく、いい風が吹いてなんとも爽やかでした。
フランクフルトの繁華街というか、銀座に当たるようなところだと思いますが、ハウプトバフェというところを夕方歩きましたが、清々しかったです。夕方といっても19時くらい。ドイツの夏は、日没が遅く21時くらいまで明るかった様に記憶しています。
通りに屋台が出ており、ソーセージを食べることができました。フランクフルターという細くて長いソーセージをフランスパンを小さくしたようなパンに挟んで食べるのですが、屋台料理ながら本場の味を初めて経験し、大満足でした。美味しかったです。
そのあと、近くにワインの屋台があったので、ふらりと立ち寄りました。ワインクーラーには、いろいろな種類のワインが冷やしてありました。白ワインが多かったですが、その中の10年ものというのを注文しました。
10年というと、熟成が進んでいるのか、他の白ワインと比べて色が濃くなり、黄金色をしていました。それを注文して飲んでみるとと、美味しいこと。夕食は、ソーセージとワインで済ましてしまいましたが、最高の夕食でした。
夏の朝、涼しい風を浴びたりするとドイツを思い出します。海外での食の思い出は、こんな風に体感的にも思い出されます。