ニューヨークと横浜の中華街について

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世界の中では大規模な中華街があります。残念ながら、サンフランシスコやロサンゼルスのことは、私はわかりません。横浜、ニューヨーク、そしてロンドンだけはいったことがあります。

ロンドンは、小規模に感じました。確か、ピカデリーサーカスの近くだったかと思います、ラーメンを食べましたが、中国で食べた味付けがかなりされたほうの部類に入るとものでした。ここは知っていていたというより、偶然見つけて入ったというのが実態です。

ニューヨークの中華街は、駐在時代、頻繁に行きました。1週間ごと交互に中華街と韓国人街に行っていたといっていいくらいです。ニューヨークの中華街は、規模は大きかったです。どこでもそうですが、高級店もあれば激安店もありますが、ニューヨークはその幅が広かったように思います。一時期は、ヘアカットまで中華街でやってました。その店は香港系なのか、香港人アーチストの写真などが貼ってあり、そうしたアーチストに似たカットをしてもらってました。

つましい生活をしていた妻は、激安の香港料理屋を知っていて連れていってもらいました。私は、最初の頃は独身だったので、贅沢三昧でした。現地で妻と出会って結婚してしてからは、多少リーズナブルなところを選ぶようになりました。中華料理のテイクアウトを買って帰って家で高いワインを飲むというなんセンスあるんだかないんだかわからない食事してました。ワインもどうかすると1万円くらいの買ってました。

妻と一緒に行って気に入った店がいくつかありました。その激安の香港料理の店もその一つでした。あと、トリプルエイトと言う飲茶の店が良かったです。安くて本格的な飲茶が楽しめました。本場のようにワゴンで引いてきます。私の好きな鶏の脚もあります。鶏の脚は、グロテスクなので嫌いな人も多いかと思います。しかし、ゼラチン質の脚を口に含んで、口の中で関節をバラバラにしながら肉の部分をそぎ取って食べていくのはまさに「野蛮な怪味」でたまらないですね。

本題の中華街の話。

横浜の中華街では、お店を選ぶのは難しいですね。まず、年々混雑が増していっているように思います、昔はお粥の謝甜記でも、並びはしますが、さほどではなかったように思います。年々混雑していってるように感じます。うちは、青葉という台湾薬膳料理のお店が馴染みで、ときどき行ってました。そこの薬膳は素晴らしいです。私はそこの鶏肉とねぎを炒めたものの上に枸杞の実が散らしてある料理と、薬酒飲んで目の疲れがとれたことがありました。茯苓と牛肉の炒め物もいいです。茯苓は、利尿作用、整腸、精神安定など作用があるといわれます。

ニューヨークのチャイナタウンは混沌としており、日本の中華街は整然としているという感じがします。料理は様々。ニューヨークの方が、蘭州の牛肉麺があったり若干のバリエーションが多かったかなとも思いました。

横浜の中華街で私が好きなお店は、池波正太郎さんもいったという徳記で、そこの豚足ラーメンは最高です。ラーメンの上にぶった切りされた豚足がのっています。普通の中華料理好きのかたはビックリするかもしれませんが、見た目も味もインパクトあります。

あと、意外に無名で、小さなお店でもきらりと光るお店があります。食べ歩いて自分だけの自慢のお店を作るのも中華街探索の楽しみですね。

やっぱり中華料理には胃袋つかまれますね。

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