ニューヨークの日常的なパンと米について

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パンについては、ヨーロッパや日本のことばかり書いて来ました。今日はアメリカで気づいたことを書きたいと思います。ここでは、またニューヨークでの話しになるので、アメリカ全体をくくるような一般論的なことはいえないかと思います。

ニューヨークでは、ヨーロッパにあるようなパン屋さんはあったと思いますが、あまり印象にありません。食品スーパーのチェーン店でもいろいろなパンがありました。スーパーの中にパンコーナーがあったりします。ヨーロッパて食べるようなものもありました。ニューヨーカーはパンパーニッケルのような少し酸っぱく黒い色をしたパンを好む人が多かったように記憶しています。

そうしたスーパーで買い物をしていて、日本と少しだけ異なっていて、羨ましいと感じることがありました。

ひとつは、全粒粉のパンが安く買えたことでした。一袋に3斤分くらい入っています。日本でも全粒粉のパンを好んで食べていた私としてはすごく嬉しく感じました。日本で買う全粒粉のパンは慎ましやかな量ですが、アメリカで買うパンはこれでもかという量でした。唯一難点としては、多すぎて賞味期限内に食べきらないことです。だから、冷凍して食べてました。

もうひとつは、中華料理屋では、玄米か白米を選べることです。テイクアウトアウトでもどちらにするか聞かれます。玄米食を中心としていた私としては、これも大変有り難いことでした。もっともこれはニューヨークの例で他の都市ではどうかわかりかねます。しかし、そうした食文化の土壌があることはうらやましく思いました。

アメリカは、ある時期、成人病があまりにも多かったので、食生活の改善を国民に呼びかけたことがありました。また、医療費があまりに高いことから、予防五医学的な見地から、そうした予防を呼び掛けたということも背景としてあると思います。実際、その後アメリカでは減り始めました。今では、日本はがんなど増え続けているのに、アメリカは減少しているとのことです。

これは、ひょっとしたらマクロビオティックの影響などかもしれません。ニューヨークでは、意外にも全粒粉、玄米の恩恵にあずかることができました。日本でも選択肢は増えました。より健康的なものが増えたらよいなと思います。

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