柳家小さんの親子酒について

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最近、日本酒を飲む機会が多いです。

家族で好きなホルモン焼きに行っても地酒を酒飲んだり、その他、あちらこちらでちょこちょこ飲んでます。プリン体と糖質を控えるために日本酒は控えていたのですが、たまには、ということで飲むようになりました。甘いもの食べているのによくいうわ、という感じですよね。

先日も、おじ様たちに囲まれた飲み会で、「獺祭」の純米大吟醸が出されて、久しぶりに美味しい日本酒を味わいました。当たり前ですが、醸造用のアルコールが加えられていない素晴らしい日本酒でした。獺祭って美味しいですね。

さて、私のブログでは、よく歌舞伎の話しがでてきますが、実は歌舞伎にはまる前は「落語派」でした。

大体毎月高座を見に行っていました。新宿末広亭、上野鈴本演芸場、浅草演芸ホールなどなど。新宿末広亭は、私が初めて行った寄席です。大学に入ってから行き始めたのですが、そもそものきっかけは、夏目漱石が寄席通いをしていたというのを本で読んで、東京行ったら寄席に行ってみたいと思ったことでした。

上京し、矢も楯もたまらず寄席に行きました。末広亭で、もう亡くなった先代の桂文治師匠を見てファンになりました。文治師匠の「ラブレター」は面白かったな。ちなみに私の妻は、あることがきかっけでお寿司をごちそうになったことがあるとのこと。私が寄席通いをしていたころとは、今はかなり事情も変わっているので、落語家の列挙は別の機会に譲りたいと思います。

落語で、親子酒というおはなしがあります。ご存知の方もいると思いますが、禁酒していた酒好きの親子が、二人ともこっそり禁酒の約束を破ってしまい、家に戻ってきた息子と父親が酔って滑稽なやり取りをするおはなしです。

いろいろな噺家がこのネタを披露したのを見ました。しかし、その中で特に印象に残った噺家がいました。それは、今の柳家花緑師匠のおじい様の柳家小さん師匠でした。おそらく20年近く前のことと思いますが、上野の鈴本でこのネタをやっているのを見ました。

師匠が話し始めると、雰囲気がふっと変わりました。たとえていうと、周りが行灯のあかりで照らされているのではないか、という錯覚に陥ったのです。そんな経験は初めてでした。名人というこはこういうことができるひとなのだと、その時思いました。

小さん師匠は、上野のまい泉でとんかつを召しかがっているを見たり、何度かお見かけし縁を感じました。

さて、冒頭の写真は昨日の夕食。息子の好きなお肉、中落カルビです。

後は、ホルモンとナムル。連休のひそかな楽しみ。美味しかったです。

青ネギは免疫力を高めるとか
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください