このテーマは、メディアで取り上げられるテーマだと思いますが、少し触れてみたいと思います。
中華丼、天津飯、広東麺は、日本式の中華料理として有名と言っていいかと思います。大体丼ものというのをあまりみなかったように思います。カツ丼でもそうですが、ご飯の上に置かずをトッピングしてあるものは、中国ではあるにしても極めて少数派の食べ物と思います。
もっとも、労働者の食堂や大学などの学食などで、器の上になんでものっけてしまうというのはあると思います。実際、ホーローの器にご飯を盛ってもらい、その上に巨大な魚の唐揚げをのっけている学生をみたことがあります。ただ、メニューとしてはあまりないと言っていいかと思います。
中華丼は、中国のあちらこちら行きましたがそれらしきものは見ることはなかったです。広州も行きましたが広東麺らしきものはなかったです。
私の後輩が天津で天津飯を見たと言っていましたが謎です。それは、日本的な天津飯の概念とは違うものではないかと思います。
少しずれますが、ないわけではないが、少し違うかなみたいなものを挙げてみます。
まず、スープに入った水餃子。味付けされたスープに入ったものは見たことがないです。北方だと、茹でたものをさらにどっと盛ってくれます。ただ、南の地方で、茹で汁の中に入ったままの水餃子を食べたことがあります。確か杭州でした。
あと、あんかけ焼きそば。あんかけ焼きそばは、上海では見なかったのですが、無錫(むしゃく)という町のホテルで食べました。これは、一般的であるかはともかくとしてあります。
ジャージャー麺。これはありました。美味しかったです。中国の真ん中あたり、洛陽あたりで食べたような記憶があります。このメニューは、結構広まっており、韓国風中華料理でもあるので、比較的元のスタイルがそのまま残っている例かと思います。
中国にないから悪いのではなく、日本はアレンジ力がやはりすごいと思います。