おでんについて

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

私が岐阜県中津川市の出身ということは、何度か言及しました。また、中部地方の味覚についてもお話ししました。今日は、その簡単な続編です。おでんの違いです。いまは私の子ども時代と変わっているかもしれませんが。

中津川では、おでんというとすべて味噌おでんを意味しました。おでんを煮ている大きな鍋の真ん中に、味噌ダレが作ってあり、おでんを食べるときに、それぞれのおでん種をみそだれに入れ、皿に盛りつけます。味噌は八丁味噌を使っていたと思います。卵などは、味噌と混ざるとたまらなく美味しいです。

では、普通のおでんは何というかいうと、「関東煮(かんとうに)」と言っていました。上京して、普通のおでんに慣れるのに少し時間がかかりましたが、いまではこちらの方がスタンダードになりました。イイダコなどは、味噌をつけたら大分変わってしまうでしょう。

ちなみに、関西では「関東だき(かんとだき)」というそうです。だきは、岐阜と同じ「煮」の字を使うようですが、読みは「だき」とのこと。合ってるかな?

こんなふうに、おでんだけとっても、ちょっとした違いがあるようです。

ちなみに余談。ラーメンに関しては、中部地方においては寿がきやのラーメンが圧倒的にポピュラーですが、私の育った地域では、関東風の醤油ラーメンも結構ありました。今住んでいる八王子地域の八王子ラーメンと近く、八王子ラーメンを時々食べては、故郷のラーメンを思い出しています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください