小さい頃はお刺身が苦手だった私

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私は、岐阜出身ということはこのブログでも何度か触れて来ました。

岐阜は、数少ない海のない県です。それが原因という訳はないと思いますが、小さい頃は海の魚のお刺身が苦手でした。マグロのお刺身など食べても、えづくくらいでした。今から考えると幼少期の人生、損をしていたように思います。あんな美味しいものを食べられなかったとは。

田舎では、鮎、いわな、ヤマメなどが取れるので、それらを塩焼きにしたものが好きでした。昔は、よくとれたものですが、いわなやヤマメなどは今では貴重な魚になってしまいました。

海の魚のお刺身が食べられるようになったのは、大学に入り、その頃まだ一般的であった賄い付きの下宿に入ってからのことでした。

母親が、大学の入学式に出るために来たのですが、「賄いでは、何でも食べないと。好き嫌いがあったら恥ずかしいから」と言い残して帰って行きました。それからは、言いつけを守って何でも食べましたが、すっかりお刺身が好きになりました。

うちの子どもは、私とは反対に、マグロなど海のお魚の刺身や、焼いたもの、煮たものは好きです。一番好きなものはお寿司です。そうしたこともあって以前江東区に住んでいた時は、築地に行き、イカを買ってきて一緒にさばいたりしました。

今は、子どもの学校でヤマメを育てて放流したりしているので、子どもの学校環境が私の田舎の環境に近く、昔を思い出してワクワクしています。

高尾周辺で、少しだけ難があるとすれば、新鮮な海のお魚をまるごと、完全な姿で売っているのを見つけることが難しいことかな、と思います。

魚の裏と表で違う味付けをした中華料理を作ってみたいです。

目をつけているところが一軒ありますので、そのお魚屋さん、そのお魚中華料理をいずれ報告したいと思っています。

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