野菜の強さ

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家庭菜園の楽しみ

高尾に引っ越してから、子どもと畑を始めました。以前もお話ししたように、かなり前に有機農法を試みたことがありました。久しぶりにやってみるとなかなか大変で、やはり有機農法で行なっているのですか、虫が発生したり、ハクビシンに野菜を取られたりとそれなりに大変です。

ただ、子どもは、自分の畑でとれたイチゴ、ナス、ピーマンなど食べたり、おすそ分けでひとにあげたりすることで、野菜や作りが自慢になり、また自信もついてきたようです。

畑はいたるところにあるのですが、コネもないのでなかなかよいところが当初は見つからず、今はシェア畑というところを借りて野菜つくりをしています。種やアドバイザーの指導が料金にインクルードされているので、リーズナブルかと思います。

相模原の藤野あたりに住んでいる友人家族は、広い土地を借りてやっているので、いずれはそうしたところを借りたいところです。小仏あたり、住所では裏高尾町になりますが、そちらあたりで借りられるといいなとも思っています。

野菜の強さ

以前野菜作りをしていたとき感動したことがありました。

とうもろこしを植えて大事に育てていました。ある時台風が通過して、全てのとうもろこしが倒れてしまいました。台風の通過した翌日、畑に行って呆然としました、せっかく大事に育てて来たのに、台風のせいで一瞬にして台無しにされたような気がして超ショック。とはいうものの、ズボラな私は、しばらくそのままにしておくことにしました。いまいちずぼらなのです。大陸的というか。

何日かして、畑に行って驚きました。とうもろこしが、その茎は倒れたママで先端が再び上に向かって伸び始めでいたのです。さらに数日するとぐんぐん伸び、最終的には収穫して大変美味しいとうもろこしを食べることができました。そのとうもろこしは、大変甘くて、スーパーで買うものよりは小ぶりでしたが、自然の甘みを味わうには十分でした。

そのことを思い出すといつも感じるのは、野菜の強さです。台風に倒されても、再び上にに向かって伸びていく。先日も、子どもと植えたいちごが雪に埋もれてしまったので、手で雪をどけてあげました。どける時に、葉っぱが少しちぎれてしまったりしてかわいそうなことをしました。雪をどけたいちごは少しか弱そうに見えていました。しかし、先日様子を見に行ったら、青々とした葉っぱとなり、小さないちごが出来てきていました。いちごが冬の冬眠状態から覚めてすくすく育ち始めたのです。野菜はやはり強い!子どもとは、そうしたことを共に学べていけたらと思っています。

昨年、子どもととうもろこしを作りました。4本植え、1本だけできました。というのもうちの畑のあたりはハクビシンがいて、とうもろこしを食べてしまうようです。ネットを張っても、したからくぐって入り、食い荒らすようです。はじめはあまりに綺麗ななくなり方で盗まれたかと思っていました。ただ今年ハクビシンの被害がひどく、畑の管理者もその被害に対する認識をより強めたようです。

来年は、とうもろこしに再度チャレンジする予定ですが、ハクビシン被害をくいとめるための闘いが重要になりそうです。農業は結構手間がかかるのと、いろいろが害との闘いがあります。防虫に関しては、とうがらしを浸した液を野菜にかけて防虫していますが、この防虫に関してはうちの子どもが得意で頼もしい限りです。

こうした被害があるときもありますが、それにしても野菜の強さには驚かされます。今年の台風被害もなんとか乗り切ってくれました。上述の台風を乗り切ったとうもろこしの話しは子どもにもしており、その逸話と野菜の強いことは子どもの心の中に強く植え付けられたようです。

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