ホルモン大好き

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高尾の七輪焼肉いくどん

私の好物の筆頭はお蕎麦なのですが、2番目に好きなのが、内臓料理です。特に、焼肉のホルモンですね。大学の頃から食通の友人と食べ歩き始めたときから、内臓料理に目覚めて、だんだん好きに好きになりました。そして、今では、焼肉のホルモンにたどり着いたというわけです。

子供の頃は、トンチャンといって、豚の腸をお味噌、唐辛子などで味付けしたものはよく食べていました。また、私の出身の岐阜では、特に下呂から飛騨にかけてケイチャンという鶏肉を使った料理があります。こちらは内臓料理といったわけではなく普通の鶏肉を使います、

私が上京して、食べ歩きに目覚めたとき、最初に美味しいと思い、それからホルモンスイッチが入ってしまいました。食べ歩きで初めて食べたのは、台湾料理で食べた小袋炒めでした。台湾料理の麗郷の小袋炒め。落花生の様な小さな楕円形をした小袋が醤油や酒などで調理されて出てきます、今でもそのお店に行くと必ず注文します。中華料理、台湾料理でも内臓料理は欠かせないものだと思います。池袋にあった「屯」というホルモン料理の店も忘れられないです。今もあるのかどうか?

それと豚の耳。豚の耳は、沖縄料理でもミミガーといって有名でそちらも好きですが、初めての経験は台湾料理屋でした。特に食べ歩きを始めたときの最初のお店であった台湾料理の麗郷(渋谷)のは最高でした。それから豚の耳は小袋と並んで台湾料理などに行くと必ず注文するようになりました。四ツ谷の「稲草園」の豚耳も味付けされ大変美味しいです。

それと純粋な韓国料理にもモツなどが多用されていていいですね。檀一雄の著書『檀流クッキング』などでもホルモン料理が紹介されていますが、韓国もホルモンを上手に食べる食文化があります。

檀一雄の檀流クッキングでは、確か、内臓をおからと酢で洗うというような記述があったと覆いますが、今ではスーパーなどで買う場合、あらかじめ下処理が終わっているものが多く、その点は便利かと思います。

そもそも、ホルモンは「放るもん」といって、関西の在日コリアンの方々の料理が発詳といわれていますので、そすであるならば納得もいきますし、美味しいはずです。

うちの家族の中で、ホルモン大好き熱、ホルモンビッグバンが起こったのは、江東区に住んでいたときでした、近くに「住吉ホルモン」という有名なお店があり、そこにいったのがきっかけでした。この店は、ユニークで、ホルモンのメニューのバラエティーが素晴らしく、また驚くことに24時間営業でした。

そこのまるちょうなどは忘れられません。いまでも、住吉ホルモンに行くために、あちらでホテル取っておいて行くか、などと話しているくらいです。

ありがたいことに、高尾にもホルモンを出す焼肉屋があります。「いくどん」は高尾グルメでも上位クラスにはいると思います。住吉ホルモンは離れてしまったので、しばらく行ってませんが、いくどんは、2週か3週に1回くらいはいっているのではないでしょうか。それくらい行っています。

もちろん、食べ歩きもいいのですが、家でもホルモンは取り入れています。例えば、鶏の砂肝などは、茹でてスライスしただけでもオードブルになります。それを、醤油、ごま油、ショウガなどを漬けて食べれば中国風の冷菜になります。

あと、うちは肉屋さんでホルモンを買ってきて、野菜と一緒に炒めたりします。高尾駅から相模湖方面に国道20号線沿いに歩いて10分くらいのころに肉屋さんの「おおまき」という精肉店がありますが、ここの味付けホルモンは美味しいです。このホルモンを、たっぷりのキャベツ、もやしなどと炒めると最高に美味しいです。よく、日曜日の夕食で食べたりします。酎ハイやビールなどとの相性は抜群。

あとうちは、鶏レバーの甘辛煮を作ったりしますし、ハツやタンなどを普通のお肉の代わりとして、中華風焼きそばに入れたります。台湾料理の麗郷でも焼きそばにはハツ(心臓)かガツ(腎臓)などを使っているようですので、あながち突飛な材料ということでもないと思います。

今日は、ホルモン礼賛ブログでした。

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