結局、人間の体は食べ物によって形づくられます。そのため、できるだけ良質なものを取る必要があります。
また、元気であるためには十分な睡眠が必要です。良質な睡眠を取るためにはちょっとした工夫が必要になります。
ひとつは、朝起きた時に、まだ太陽が低いところにあるうちに陽の光をいっぱい浴びることが重要だとのことです。これは、早寝と朝陽を浴び良質な睡眠をとることを推奨している先生から聞きました。
こうすることで体内でセロトニンが分泌されます。セロトニンは、睡眠ホルモンのメラトニンを作るのにも必要なものです。
セロトニンは、体内にトリプトファンというものが取り入れられて作られていきますが、このトリプトファンを多く含むものがあります。それがバナナです。
バナナを料理、デザートなどに取り入れることで、トリプトファンを取り込むことができます。ということは、子どもの落ち着きのなさなどが気になる親御さんが、食生活の中に取り入れるのは一つ手かと思います。
また、このセロトニンは、うつ症状に対してもよい効果を持つことは広く知られています。
マクロビオティック的には、バナナは南の地方の食べ物なので体を冷やす食べ物ととらえるようですが、それを踏まえても、暖かい気候の時期に、セロトニンを増やしていくためにも、バナナを食生活に取り入れて、うまく利用し睡眠を整えるのも大切なのではと考えます。