風邪をひいたときに食べる我が家のレシピ

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私は、医学的にはまったく専門的ではないですし、漢方などにも詳しいわけではありません。しかし、薬膳的な意味で、我が家では家族の誰かが風邪をひいたときに食べるのもがあります。大根と牛肉のスープです。これを食べると体が温まり、汗が出てきます。そのため、うちでは誰かが風邪気味となるとリクエストが来たり、私が察して作ったりします。

大根は、じっくり煮る時間と気分的な余裕がある場合は、大根を輪切りにして大きいままで煮ると雰囲気が出ます。少し時間がないな、というときは大根を火が通りやすい大きさに切って煮るとよいと思います。そのとき、しょうがの薄切りを何枚か入れます。しょうがを入れることで体が温まります。

牛肉は、なんでもいいと思いますが、国産の肉の方がにおいが少なく良いかと思います。スジ肉で作ったこともありますが、普通の肉のほうがよさそうです。牛肉は少し細かく切って入れます。牛肉は、沢山入れ過ぎるとき肉の味が前面に出てしまいますので、少ないかなと、思うくらいでもう大丈夫です。

大根に串を刺して通ったらできあがりです。塩と黒胡椒で味付けします。黒胡椒を入れると汗が出やすくなります。大人が食べる場合は、黒胡椒多めに、子どもも食べる場合は少なめに。あるいは、後で大人だけ胡椒を振ってもいいでしょう。

ポイントは、しょうがと黒胡椒を入れる点です。

他のおかずといっしょに食べてもいいですし、食欲があまりにないときはこれだけ食べてもいいでしょう。それと、大根は時無し大根もありますので、一年を通じて食べることが可能です。

料理研究家の辰巳芳子さんは、栄養が取れる最高の食事としてスープにたどり着いたというようなことをおっしゃっていました。特に、老人が栄養をとるのにはスープが一番よいということを述べられていました。老人だけでなく、スープはすべての人に力を与えてくれると思います。

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