以前、ベルギーが美味しいものにあふれているという内容のことを書きました。今回は、ムール貝について触れてみたいと思います。
ベルギーのブリュッセルの中心に有るグランプラス近くには迷路のように市場というか、小さなレストランがたくさん軒を連ねています。
そうした店が競って提供しているのが、ムール貝です。英語では、マッスルと言いますが、筋肉みたいですね。
ブリュッセルに短期間駐在したときに、食べてみました。ムール貝は、おそらくワインを調味料として使ったスープにで調理されて出されます。セロリも入っていたように思いますが定かではありません。
バケツのような大きな器に入れられて出されます。これだけでもお得感があります。そのムール貝をムール貝の殻で摘んで食べていきます。付け合わせは、山盛りのフライドポテト。あとはムール貝を食べるなら白ワインでしょう。週末などは、このムール貝を食べるだけに、そこまで行ってました。この入り組んだ市場のようなロケーションで、魚介類の料理の臭いがただよう中でムール貝を食べるのは最高でした。
土日に、昼間からワインを飲むというのは最高です。もっとも、ベルギー人は、平日の昼休みでもワインを開けてますので羨ましい限りです。日本も仕事と時間を減らし、昼間からお酒が飲める習慣が増えれば、などと不謹慎な望みを抱いています。
後にニューヨークで、ムール貝を食べましたが、スープに生クリームのようなものを入れたのもがありました。私個人の感性ですが、ミルク系のものは入れないブリュッセル風が美味しいかな、と思います。あくまでも、わたしの感覚ですが。