美味しい豆腐

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週末の楽しみ

週末、子どもと朝早くから外出します。山に行き、あたりを散策することが多いです。好きなスポットとしては、小仏峠(こぼとけとうげ)があります。私は岐阜の田舎で育ったということもあり、この辺りには動物がいるだろうと直感し、朝早く出かけては子どもと観察していました。予想通り、猿の家族が駆け抜けていくのを見ることができました。東京方面から中央道を行くと、小仏トンネルの手前に猿の標識が出ています。ちょうどその下あたりにあたります。おそらく、猿の獣道があるのでしょう。

そのあたりは、イノシシが出るらしいのですが、さすが出くわすのは怖いです。おそらく夜なら見るとこができるでしょうが、突進してきたら逃げなければなりません。鹿がいるのではないかと予想していますが、鹿にはまだ出会っていません。狸の子どもような動物を見かけたことがあります。やはり、こうした自然の中の散策はわくわくします。

するさしの豆腐

前置きが長くなりました。

以前、パンと蕎麦についてブログを書きました。高尾周辺には、そのほかにも素晴らしい食べ物があります。それは豆腐です。小仏に行った後に、するさしの豆腐を買って帰ります。寄せ豆腐は、そのまま食べても美味しいくらいで、冷奴にして薬味などのせて食べるのが良いと思います。魯山人のように、鰹節削りで削った薄い鰹節などのせたら最高でしょう。うちではよく麻婆豆腐を作りますがその時は木綿豆腐を買ってきて作ります。

麻婆豆腐は、市販の麻婆豆腐の素は使わず、調味料を合わせるところから作ります。田舎豆腐風の木綿豆腐は、こうした料理で加工する場合威力を発揮します。私は幼いころから、木綿豆腐、油揚げ、ネギ、この三つが入ったお味噌汁が大好きで、妻がよく作ってくれます。

沖縄豆腐のように固いとゴーヤチャンプルのような料理に使えます。通常の木綿豆腐の場合、重しをして少し水抜きをして使うとよいでしょう。

丸元淑生氏によれば、スパーで買う豆腐は、マグネシウム、カルシウム、カリウムのバランスが崩れていますが、お店で作っている豆腐は上記の三つのミネラルのバランスがよいので、こうしたお豆腐を利用したいものです。

言い忘れていましたが、私は料理を作るのが大好きオヤジです。週末は、妻に代わって作ることも多いです。料理好きだからこそこのようなブログを書いているという次第です。

料理が好きになって思うのは、お米、水、あるいは豆腐などの淡い味をものをいかに味わえるかが大切である、ということです。子どもに対しても、料理を教えたり、一緒に野菜を作ったりして食教育をしていますが、豆腐に対する味覚も基本として大切にしています。そうしたかいもあってか、最近は、料理に何を使っているか、が少しずつわかるようになってきているように思います。

やはり豆腐の美味しさは水によると思います。その点、するさしの豆腐は水に恵まれていると思います。この豆腐店の横には、水道があり湧き水をもらって帰ることもできます。自然と良い水は、パンや蕎麦、そして豆腐などにはなくてはならないものなのだと思います。知っている方は、ペットボトルや水を大量に入れることのできる容器を持参されて汲んで帰ります。豆腐と良い水は切っても切れない縁、といえるでしょう。

皆さんも小仏峠の方面にハイキングなどされたときには、するさしの豆腐に立ち寄られることをお勧めします。もし時間のないときは、高尾駅北口にある、一言堂(いちげんどう)でこのお豆腐を買うことができるので利用するとよいと思います。また、高尾山口の甲州街道沿いの峯尾商店でも買うことができます。車を利用されない方には、この2か所は穴場としてお勧めです。

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