中国を旅行した話しを何度かしました。料理も地方色のある料理がありましたが、お茶もいろいろなお茶がありました。四つほど上げてみたいと思います。
まずは龍井茶。このお茶は浙江省の杭州周辺で飲まれているお茶です。上海など中国の沿岸寄りの中央部で消費されています。烏龍茶と異なり、発酵させていないお茶で、日本の緑茶に近いです。杭州で飲んであまりのおいしさにびっくりしましたが、おそらく水の硬度が高いことがおいしさにつながっていると思います。現地でで飲むと表面張力でもっこりと水が持ち上がっています。
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いろいろ食文化、高尾グルメなど書いていたら、連想的にかなり逸脱し、ふと祖父が食べていた物を思い出しました。ちょっとげてものの紹介のようになってしまいますが悪しからず、ご容赦ください。
祖父は、明治生まれで、また太平洋戦争を経験したこともあり、野山のものの食べ方を知っていました。例えば、タニシ。魯山人もタニシが好きだったようですが、寄生虫がいるので食べ方は、気をつけなければなりません。
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定食屋。今この言葉を聞くと、今では「大戸屋」が真っ先に思い浮かぶかもしれません。あるいはやよい軒を思い浮かべる方もいるかもしれません。それくらい大戸屋は定食というものをを広めましたね。最も関東中心ではあるかもしれませんが、それでもその貢献度は大きいですし、外国人を惹きつけているところもすごいですね。
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前回、五平餅のことを書いたので、続編として岐阜の食文化について書いてみようかと思います。
私が育った岐阜の食文化は、味付けが濃いと思います。中部地方は全般に濃い味付けを好むと思います。塩っぱいというより、味噌やたまり醤油を使った濃さと言ったら良いでしょうか。やっぱり多少は結局塩分が多そうですね。
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昨年前半のNHKの朝のドラマ「半分、青い。」は、私の故郷の近くでロケをしていることを知りました。
上京する前の設定におけるロケ地は、恵那市岩村町だとのこと。懐かしいです。私は岐阜県の中津川市という隣町の出身ですが、岩村は好きな町でした。高校生のころ、岩村城の研究をして、何度か行った思い出があります。「かんから餅」という餅菓子が有名です。
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そういえば、今までときどき触れてきて、まだひとつのブログとして取り上げていない、影響を受けた料理研究家がいました。それは、丸元淑生氏です。
彼の料理本と出会ったのは、大学時代一緒に食べ歩きをしていた友人からの情報がきっかけでした。確か最初に読んだのは、『丸元淑生のシステム料理学』が最初だったと思います。
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最近は、うなぎが高くてなってしまいなかなか手がでません。わたしは、うなぎが好きですがやはり以前より鰻を食べる回数は減っていると思います。中華料理でも、鰻魚(マンユィ)といって料理がありますが、やはり日本のうなぎは水準高いのではと思います。中国の場合、背開きだの原開きだのはないので、ぶつ切りだったと思います。
築地の場外市場に七百円台でうな丼が食べられるお店があり、東京の江東区に住んでいるときはときどき行きました。やはりうな丼はいいです。子供の頃に親戚に食べさせてもらったうな重が思い出されます。名古屋だったのですが、ご飯の中にもう一段うなぎの層があり、贅沢なものでした。
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私の蕎麦好きの話しは何度もしました。今日はうちで作る蕎麦レシピを二つほど紹介します。
ベルギーの中華料理屋さんで出していただいた蕎麦粉のパンケーキが忘れられず、自分でも作ってみました。蕎麦粉は、水で溶くだけでいいです。ホットケーキのたねくらいのの柔らかさまで混ぜ合わせ、あとはフライパンで焼くだけ。この焼き方は、丸元淑生さんのレシピでも同様だったかと思います。薄く焼くか、少し厚めに焼くかはお好みで。
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大学時代に食べ歩きを始めた頃に、ベトナム料理に行くことが多かったです。ベトナム料理は、中国語の影響を受けながらもあっさりしていて、いっぺんに好きになってしまいした。
とくに、生春巻きに魅了されてしまいました。生春巻き自体に味付けがされているわけではなく、レタスなどの野菜、肉、あるいはエビなどを、東南アジア料理のひとつの特徴である米の薄皮で包み込み、ニョクマムと辛いペーストをつけて食べるという、極めてシンプルなものです。
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