食文化論

ユダヤの食文化の一端

ニューヨーク駐在時代、私と妻の友人、知人にユダヤ人が結構いました。大体、私の妻はミュージカルのプロジェクトのお手伝いをしており、そのボスがユダヤ人だったので、自然とユダヤ人が周りに集まってました。

それと、私の知人のうちの一人は、大学教授だったのですがやはりユダヤ人で、その方のいとこがある有名なミュージカルのマネジャーをやっていて、招待されて行ったこともありました。芸能関係は結構ユダヤ人が多かったように思います。

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ジョン・ウー監督の料理

また駐在時代の話ですが、テレビでドキュメンタリーを見ていたら、香港のジョン・ウー監督が、休日に料理を作っている映像が出ていました。ジョン・ウー監督というとミッションインポシッブル2の監督をしたり、古くは、チョウ・ユンファ、レスリー・チャンが出演した「男たちの挽歌」などを監督した人です。映画手法としては、スローモーションをよく使う手法に特徴があります。

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経験的ダイエットについて

ダイエットで悩む方は多いと思います。痩せたいけどついつい食べてしまう。私もそうです。お腹が出てるから引っ込めたいな、と思いつつ、ついつい食べてしまう。明日からがんばろう!なんていいながら果物やお菓子に手が(汗)。

とはいえ、一応私もプチダイエットに成功したことがあるので少し書いてみます。ジム通いを始めたこととも関係してくるのですが、ある時健康診断でメタボ寸前と診断されました。あと1センチ。かろうじてセーフでした。前かがみになるとお腹がつかえるほどになっていました。

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料理と音楽

食についてのブログを書き始めてまだ間もないですが、今日はいままであまりとりあげで来なかったテーマで、料理と音楽について書きます。

私は音楽が大好きです。聞くのがメインですが、多少演奏もします。ビートルズに始まり、様々な音楽を聴いてきました。やはりビートルズを聴くとバンドをやりたくなり、ギターを手にしました。今では、ギターのほか、ベース、ウクレレ、ブルースハープが好きで、多少演奏します。

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器は料理の着物

器は料理の着物、といったのは北大路魯山人です。魯山人は、自分の作る料理はこういう器に盛りたい、といって自分で器を考案したり、自分で焼いたりしてしていました。

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変化する食をめぐる公共マナー

浜松駅

以下のブログは、昨年6月に書いたものです。

先日、ネットのニュースを見ていたら、新幹線の中で、たこ焼きや豚まんの匂いを巡って苦情があるため、たこ焼きなどは特に車内で食べないように周知されているということを読みました。

お弁当はよいので少し安心ですが、お弁当も匂いがあるものは議論になって来るかもしれません。シュウマイなどは豚まんと匂いが似ているので心配だ~(汗)。

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おでんについて

私が岐阜県中津川市の出身ということは、何度か言及しました。また、中部地方の味覚についてもお話ししました。今日は、その簡単な続編です。おでんの違いです。いまは私の子ども時代と変わっているかもしれませんが。

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息子の弟子入り

このブログは、昨年6月に書いたものです。うちの息子は、時々料理を手伝ってくれます。「手伝いたい!」と元気に言って三角巾をかぶり、エプロンを付け始めます。

以下は、昨年6月3日にお手伝いしてくれハヤシライスを作ったときのお話し。

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おふくろの味について

私の母親は、料理が上手でした。母の父親、つまりわたしの母方の祖父は、小さい頃貧乏で、後に大阪で丁稚奉公をしてお金持ちになって故郷に錦を飾ったという人でした。

その祖父は、食べものの味にうるさく、母たち兄弟姉妹が幼い頃から、米を炊かせたり、料理も作らせていたそうです。

お米などは、炊き損なうと、だめだといって、池の鯉に全部あげてしまっていたそうです。スパルタもスパルタ、いまなら問題になりそうですね。ただ、そのおかげで母が料理上手になるきっかけができたのだと思います。

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粉食文化の技

餃子のことなど、中国の料理について何度か書きてきました。今日も、粉食文化の技、と題して書いてみたいと思います。なんかいかめしいですが、要は小麦粉で作った麺、餃子などです。

青木正児と言う人の本に『華国風味』という有名な本がありますが、未だ読み通したことがありません。何しろ岩波文庫なので漢字が多く、気合いがないと読めないです。何回かトライしましたが、残された課題です。小麦粉を使ったいろいろな中国の粉食についての長めのエッセイ集といったところでしょうか。

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